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*文学を読むように、歌う人

 開催中の『石川さゆりのつくりかた』展。熱心なファンの方はもちろん、兼六園、金沢21世紀美術館帰りにふらりとお立ち寄りくださる方、DMの浮世絵チックなイラストに魅かれてわざわざ周遊バスに乗って来訪くださった外国人観光客の方などが連日、お越し下さっています。石川さゆりが歌う「女」たちを軸に、100冊の選書を通じて石川さゆりのクリエーションを読み解く試みの展示会ですが、作詞家の阿久悠先生に「歌はヒットした時がピークだけど、石川さゆりの場合は歌を育てる歌い手」と言わしめたさゆりさん。

 とはいえ、デビュー当時は「歌にしがみついていくのがやっとの時期もあった」そう。本人曰く、「詞やメロディは作詞家、作曲家の手を離れると変わらないものですが、歌い手は歳もとるし、変わっていきます。年を重ねることで、ようやく歌に登場する女性たちをどう肉付けしていくのか楽しめるようになりました。太っているのか、痩せているのか、どんな服を着せようか。血液型はA型にしようか、それともB型か。そんな会話を繰り返しながら何度も打ち合わせをして、作詞家・作曲家のみなさんと女性像をつくりあげていくんです。そのうち、裏切る楽しさをおぼえてからはレコーディングでガラッと変えてみたり、自分の中でチャンネルを切り替えてみたり」。「文学を読むように、歌う」、変幻自在の表現力。その秘密をぜひ、覗きにいらしてください。

石川さゆりが歌う「女たち」から読み解く「石川さゆり」のつくりかた 展

≪開催期間≫ 開催中~2019年6月23日(日)

≪営業時間≫ 11:00~18:00(月曜定休※但し祝日の場合は営業)
≪開催場所≫ Books under Hotchkiss (石川県金沢市広坂1-9-11)
 詳しくは下記HPをご覧ください。
http://booksunderhotchkiss.com/

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