2018年3月のバックナンバー

*「石川さゆり」という球体  ♯さゆりこぼれ話17

 さゆりさんの過去のインタビュー記事を辿っていたら、こんな発見がありました。

「歌手、石川さゆり」「歌い手として」「表現者として」「芸人として」......。

自身を主語にするとき、こんな言い換えをされていたのです。ひょっとして、それぞれ違う「人格」を使い分けているものなのでしょうか? 気になって尋ねてみることに。

さゆりさん曰く、

「人格的にはいっしょ。でも同じ言葉、同じメロディを表現するにも、もうちょっとキラッとしたいよね、とか、もっと素敵にしたいよね、とその日の気分を通過する手段として主語が変わるのかな」

『夫婦善哉』の演出家、星田良子さんはこう語ります。

「石川さゆりという球体をどこから見るかの違い。歌手か、女優か。それは見る人が、その場で感じることであり、見る側面によって見える輝きが変化するだけのこと」

 なるほど。喩えるなら、見る人の数だけ、煌めく光が存在する石川さゆりという眩しいミラーボール。博多座公演の舞台稽古が始まりました。セットリストもフルチェンジし、オンステージにも気合が入ります。皆様、どうぞお見逃しなく!


博多座「石川さゆり特別公演」

4月11日(水)~28日(土)

*46回目のデビュー記念日も、熊本だもん!

  さゆりさんの歌手デビューは、当時の水前寺体育館。ちょうど一年前、45周年目のスタートを切った場所も熊本でした。そして46回目のデビュー記念日を迎える3月25日。

やはり熊本からスタート致します! さゆりさんにとっては「ただいま」と「いってきます」が交差する故郷。その熊本から「46年目の石川さゆり」の〝はじめの一歩"を皆さんとともに、元気に、素敵に、踏み出せたらうれしいです。応援よろしくお願い致します♪

2018年3月25日(日)熊本県 シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)

市民会館50周年記念 石川さゆり45周年記念コンサート

《公演日》2018年3月25日(日) 昼の部 13:00(開演)/ 夜の部 17:00(開演)

《お問合せ》 テレビ熊本事業部 ☎096-351-1140(平日10:00~17:00)

春の訪れ 2018年コンサートツアー決定!

 皆さんは、「春の訪れ」をどんなふうに感じていらっしゃいますか。 木の芽、ふきのとう、筍。春の山菜が食卓に並んだ時、「ああ、春だなあ」と実感する方も多いのではないでしょうか。さゆりさんもその一人。「春の山菜の天ぷら」がいちばん好きな食べ物だそうです。春が旬といえば、春キャベツも美味しいですよね。そういえば「ロールキャベツ」だけはさゆりさんの苦手な食べ物なのだとか。「何か、あの食感がちょっと・・・」らしいです。さゆりファンなら、おぼえておかなくちゃ♪

 春の訪れ、の「訪れ」は「音連れ」が語源と言われています。古来の人々は風や葉の音信に神様の来訪を聞きとっていたのです。音を連れてくる人、といえば我らがさゆりさん。

 この春、石川さゆりはどんな「音」を「連れて」くるのでしょうか。そんな春の訪れを心待ちにしていたところ、うれしいニュースが飛び込んで参りました。 来月4月の博多座での特別公演に続き、6月には大阪フェスティバルホールにて『石川さゆり2018コンサートツアー』が決定致しました。「石川さゆりは2018年も励みます」とのこと。詳細決まり次第、追ってお届けして参ります。どうぞ、ご期待ください。

『カラオケJOYSOUND』 エヴァンジェリスタ活動後記

 3月4日(日)都内某所にて『カラオケJOYSOUND』の新機種体験イベントが開催されました。約2000人の応募者の中からご当選された6組の皆様によるカラオケバトルが繰り広げられ、楽しいひとときを過ごしました。

  さゆりさんは自身のカラオケ体験については過去の点数があまり芳しくなかったことを披露しながら「歌い手の名誉にかけて(点数は)言えないですね」と報道陣の笑いを誘っていましたが、「盛り上げ隊なら自信がある。満点を超えられる」とも。『波止場しぐれ』の作曲家、岡千秋さんも駆けつけて下さり、終始温かいコメントやアドバイスを送ってくださいました。会場には若いさゆりファンの皆さん姿も目立ちました。

「いつも応援してくださっているファンの皆さんが自分の歌をどんなふうに楽しんでくださっているのか」それを目近で体験できて、さゆりさんもとってもうれしそうでした。最後に。「歌は点数じゃありませんよ」とさゆりさんから心のこもったアドバイスがありましたので、ここに共有致します。

「私が若い頃、お稽古時代の秘訣として。まず最初は大きな声で譜面の音符に忠実に歌うこと。これがいちばん最初。その次に。私は、目をつぶって映画をたくさん聞きました。すると言葉のもつ吐息、息と声の塩梅といいますか。人は悲しい時やうれしい時にどんな声を出すんだろうというのが分かるんです。それを歌に取り入れていただけたら、人の血が騒ぐ、肉のある歌になるんじゃないかな」

*好奇心のアンテナ

 芸術選奨 大衆芸能部門にて文部科学大臣賞を受賞したことを受け、
その喜びをさゆりさん自身は「ご褒美をもらったみたい」と表現して
いましたが、実はこの1年間、さゆりさんの背中を追いかけてきた我々
にとって、これだけは「逆立ちしても追いつけない」と思うことがあり
ました。それは、さゆりさんの好奇心のアンテナが動くスピードです。
歌舞伎に芝居に演奏会......。興味の赴くところ、東へ、西へ。颯爽と
出かけて行くその行動力はスタッフも舌を巻くほど。たとえどんなに
スケジュールが詰まっていても、どんなに疲れていても。とにかく、
その場に出向いていくバイタリティたるや!

「美術館や芝居小屋など思いがけないところでさゆりちゃんとお会いす
ることが多くてびっくりされられます」と女優、加賀まりこさんがある
インタビューで仰っていましたが、本人曰く、「やはり、動かないと」。

「動かないと面白いことは見逃すし、やっぱり、リアルにいま起きている
場所へ行ってみたい。『あれ、熱いらしいよ』とか『いい匂いがするらし
いよ』じゃダメなんです。自分の目で見て、聞いて、学びたい。コンプレ
ックスなのかな(笑)」

 さゆりさんにとって、現場で見聞きしたことの全てが「つくるため」の
エネルギーとなるのだと言います。

「あ、この人いいな。ご一緒したいな、と好奇心のアンテナが立つと、
まずiPadで徹底的にリサーチします。ストーカーみたいに(笑)。
そして会いに行くんです」そのためなら、海を越えることなど、なんのその。
『X-Cross Ⅲ-』でご一緒した大江千里さんも、さゆりさんがニューヨーク
に訪ねてきた際の、そのフットワークの軽さに驚いたとか。「楽しみながら、
いつもつくることを考えている」。

止まることを知らないさゆりさんの好奇心のアンテナ。今日は何に感応して
いるのやら。まだまだ目が離せそうにありません。

芸術選奨 文部科学大臣賞

平成29年度(第68回)芸術選奨 大衆芸能部門で、さゆりさんが
文部科学大臣賞を受賞されました。

歌手としての「これまで」と「これから」を、「石川さゆり45周
年記念リサイタル」で凝縮してみせたこと、X-Cross-シリーズなど
新たな音楽創りについて高く評価頂きました。

これも常に熱いご声援を頂いております、ファンの皆様、さゆりさ
んの想いについてきてくれる、ミュージシャンや、スタッフ関係皆
様のお陰と思っております。
有難うございました。

これからも、更なるアクセルを踏んださゆりさんをお楽しみ下さい。

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