さゆり日記

南相馬の秋

今年も早い毎日、10月が過ぎようとしています。

風が吹くと枯葉が、からからと音をたて道路を転げて行きます。

今日の私は福島県の南相馬でコンサートでした。

ホールの二階席までいっぱいのお客様がお越しくださり、大きな拍手声援を

頂きました。ありがとうございました。

南相馬は東京より秋の深まりに紅葉が美しいです。会場へ行く途中、柿の実が枝に、

これでもかというほどたわわにぶら下がっています。

天気も良く気持ちが良いです。

でも、天気の良い日はセシュウム量も上がるのだそうです。

目に見えない大変な事が、今もつづいているのだとリアルに感じます。

お客様の中には今も仮設で生活していらっしゃる方もおいででした。

昔から変わらない里の秋の景色から、日本が今抱えている大きな問題をかんじます。

前のお席のお客様が、ステージで歌っていると、「やっぱり歌はいいね~」

と言われたのが聞こえました。

勿論私は歌が大好きだから歌っているのだけれど、このようなお声に心から

歌っている喜びをいただきます。

また、寒い冬に向かいます。日本には今日現在も避難所、仮設住宅で暮らして

いらっしゃる皆さんが大勢いらっしゃいます。

どうぞ、お身体気をつけてくださいませ。

そして、今日本が抱えている大きな出来事をみんなで考え、忘れないように

しなければ・・・。と思った南相馬の秋空でした。

石川さゆり

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