さゆり日記

神戸そして可児市へ

先日、103日は神戸で視覚障害をお持ちの皆さんに私のコンサートをお届けしました。

一列目にはお客様の足元に盲導犬が伏せをした姿勢で静かにいました。

ステージの大きな演奏にもピクリともせず...ときおり耳を前に後ろにしながら、

僕たちも聴いているよ。と言った風情で。

いつもにも増して、ステージの歌を聴いて耳でご覧下さっているのだなーと、

大きな拍手と手拍子や笑顔に歌い手としての喜びを感じました。

昨日と今日は以前、貞奴や夢売り瞽女の舞台を脚本、演出して下さった東憲司さん

のお誘いで岐阜県可児市で、文学座の渡辺徹さんと朗読劇をやりました。

皆さんから募集をした「恋文」を読むという新鮮な舞台でした。

お手紙は結婚して20年が過ぎた奥さまから御主人へ、おまえには俺しかいない何て

恋文じゃなく離縁条よなんて書き出しから、でもやっぱりあなたのことを愛しています。

などという手紙や、天国のばっちゃ へ・・・。などなど。

お手紙を読みながら、そういえば私の歌も作詞の先生方からのラブレターの

ようなものだな、そして、その言葉を私の肉声でお返事して皆さんにお聞きいただく。

ふっとそんなこと思いながらいたら、とても素敵なヒントを頂いたような気がしました。

また、今の私の喜びをステージに生かしたいとおもいます。

可児市で時間を見つけ志野焼の荒川豊蔵さんの釜や作品を拝見しに行ったり、

貞奴さんが創った貞照寺にも久しぶりに行き、貞奴さんのお墓参りもできました。

この週末はすごーく充実な毎日でした。

子供の頃に見た懐かしい柿の木が町のあちこちの家の庭で色づいています。

秋ですねー。

なんて感傷に浸っていたら、帰路の車中凄い雨になってきました台風18号です!

どうぞ、皆さんもお気をつけてください。

私も新幹線でちゃんとお家に帰れますように・・・。です。

石川さゆり

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