2010年2月のバックナンバー

春一番が吹きました

 昨日は春一番が吹いて気温が上がり、春の陽気になりました。暖かいのは歓迎ですが、突然の強風は困ります。植木鉢が倒れたり、何処からかビニール袋が飛んで来たり。近くの公園の梅の花も散ってしまわないか心配です。

 

 夜、犬の散歩に出ると、少し汗ばむような暖かさ。街灯に浮かぶご近所の梅は、どうやら風に耐えていたようです。寒さに負けて乗っていなかった自転車もメンテナンスしてやらないと、そろそろシーズンインですものね。今年は、お花見サイクリングをしたいと思います。

 

 これからしばらくは暖かくなったり寒くなったり、気温の変化も大きくなるようです。皆さんも体調には気をつけてください。

 

石川さゆり 

玉置さん、どうか安らかにお休みください

 突然の訃報に、ただただ驚き、深い悲しみを感じています。

 

 玉置さんには、デビューの頃からテレビだけでなく、私のステージでの司会など、本当にお世話になりました。2007年、私の35周年パーティーの進行をお願いしたときに、「あなたのデビューの日も司会をやったね」と仰って、快く引き受けてくださいました。 

 

 私のデビューからのお話をしていただく方も年々少なくなります。玉置さんは、日本の芸能についても大変造詣が深い方で、色々なお話や貴重な資料を貸して下さいました。あの優しい笑顔の玉置さんと、もうお会いできないと思うと残念でなりません。

 

 本当に有難うございました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 

石川さゆり

束の間の長崎散策

 2月5日長崎市民公会堂のコンサートの折りに、少し時間ができましたので、オランダ坂の石畳を散策しました。

 

 外国人居留地に幕末から明治に建てられた洋館は、如何にも長崎のエキゾチックな雰囲気を醸しています。東山手甲十三番館(フランス交流館)へ立ち寄り、コーヒーを頂きました。

 

 レトロな窓に一枚だけ時代がかって波打つガラスが目に留まりました。そのガラス越しに見える少しぼやけた景色。明治の面影を見ているような錯覚を感じました。

 

 

石川さゆり 

 

 

 

 

節分の夜

 北向きの庭に一昨日の雪が薄っすらと残る寒い夜です。今日は二十四節気を分ける「節分」です。最近は豆をまく元気な声があまり聞かれなくなった気がします。近頃は「恵方巻き」といって、恵方に向かって無言で海苔巻を食べるのが流行りだそうです。

 

 我が家では、やはり「豆まき」派です。母や娘と並んで、何も喋らずに巻き寿司をモグモグと食べるのは滑稽ですものね。

 

 あとの掃除を考えて大人しく豆をまきますよ。「鬼は外ぉ~! 福は内ぃ~!」猫が廊下の豆にじゃれつき、犬がその豆を食べようと必死で走りまわります。邪気を祓って、今年の幸運を願います。世の中が良い方に向かい、皆さんが幸せでありますように。

 

 明日は立春。冬の寒さも、これから緩んで行くことでしょう。庭の水仙がきれいに咲いています。何処からか沈丁花の香りがします。

 

石川さゆり 

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