2009年5月のバックナンバー

細川護煕さんの 個展

  30日まで日本橋「壺中居」で開かれていた細川護煕さんの個展に伺いました。 ギャラリーにいらした細川さんとお話しながら、お茶碗や花器などの作品を拝見しました。

 

  素敵な花器がありましたので、博多座公演の自分へのご褒美として手に入れることにしました。掛けて良し、 床に置いても良し、どんなお花を生けましょうか。

 

  細川さんから博多座の慰労にお食事のお誘いをいただきました。「どんなものがお好きですか?」と聞かれましたので、 「美味しい物!」と答えましたが、こういう返事がいちばん厄介なんですよね。立場が反対でしたら、私も困ってしまいます。 細川さんごめんなさい。でも美味しい物を・・・。

 

  石川さゆり

家事もまた楽しい?

 博多座も無事に千穐楽を終えて東京に帰ってきました。役者の皆さん、音楽仲間の皆さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました。

 

 ひと月の留守でしたから、のんびりすれば良いのですが、それができない性分です。主の居ぬ間にすっかり伸びた庭の植え込みや、 反対にまったく元気がなくなってしまった部屋の鉢植え、季節に合わない部屋の設えなどが気になって、結局バタバタと動き回ってしまいます。

 庭の感じが違ったかなと思ったら、出かけるときは可愛い筍が、軒を越える逞しい若竹になっていました。うーん、 この季節の成長は侮れませんよ。

 

 そうだ! 獣医さんに行って「まる」のワクチン注射を済まさなくては。それとフィラリア予防のお薬も忘れないように・・・。

 

 お昼にお蕎麦が食べたくなって、近くのお蕎麦屋さんに行きました。一気に栄養を補給しようと、 ちょっとボリームのある天麩羅のお蕎麦を食べたのですが、ひと月のダイエット生活?  のせいでしょうか、 お腹が痛くなってしまいました。(笑) 何事もせっかちは良くないようで・・・。

 

 さて、今日は博多から衣装などが戻ってきます。手入れや整理をしなければ。「雨の日はぼんやりとミルクの紅茶をいただく」 などと優雅なことは言っていられません。休んでないで、はい働いて働いて!

 

石川さゆり

博多座 千穐楽

 今日は博多座の千穐楽。

 

 ステージは生きもので、その日その回で変化するものです。お客様が楽しんでいただけるよう力いっぱいなのは勿論ですが、だからこそ 「これで良い」はないのです。

 

 あと一回の公演ですが、最後の最後まで元気に弾けたいと思います。

 

石川さゆり

博多座 パワー全開です

 5月1日に始まった博多座公演も、早いもので残すところ5日になりました。様々なことがあり、いつになく慌しい一ヶ月でした。 それでも、毎日たくさんの皆様のご声援と拍手に励まされ、力いっぱい演じ、歌うことができました。博多は忘れられない所になりそうです。

 

 やはり長崎にも近いせいでしょうか、博多の空気が何故か「ぶらぶら節」に繋がる様な気がして、自然にその雰囲気に入り込めました。 不思議なものですね。

 

 「バナちゃん」も大変好評をいただき、石川、「やっちゃいました!」の心持ちです。でも、バナナの叩き売りのテンポや勢いを出すには、 思いのほか体力を必要とすることも分かり、思い知らされています。ふぅ・・・。

 

 そんな折、マリナーズのイチローさんから「ユンケル皇帝液」が届きました。イチローさんありがとう!  イチローさんも連続試合安打を続けているそうで、そのパワーも併せて、ユンケル2本飲みで頑張りたいと思います。

 

 

石川さゆり 

惜別

 日帰りで東京へ。

 

 空の青さが、こんなにも悲しく感じたことはありません。

 三木先生に改めて感謝を申し上げました。

 安らかなお顔でした。

 

 博多に戻る飛行機の窓から、暮れてゆく街がぼんやり見えます。

 様々な記憶が走馬灯のように・・・。

 

石川さゆり

悲しい知らせ

 三木先生の悲しい知らせがありました。

 
 楽屋でテイチクの佐藤ディレクターからの電話を聞きながら、体が震え、頭の中が混乱してしまいました。あまりの悲しさに言葉もありません。

 

 先生から、「必ず良くなります。そして、今後も良い歌を創り、 さゆりのイメージを膨らます曲を書きますね」とメールをいただいたのは、ついこの前のことでした。今はまだこんな知らせが信じられません。 信じたくありません。



 お顔を見に、夜の便で東京に飛んで帰ろうかと思いました。朝一番で戻れば公演には間に合います。でも、やっとのことで思い止まりました。 先生に叱られる・・・。私ができる精一杯のことは、明日からのステージで先生の歌を、大切にしっかり歌うことです。 それが何より先生への感謝だと思ったからです。どうか天国で聞いていてくださいね。


 心の整理がつかないくらい悲しいです。


 ご冥福をお祈りします。

 

石川さゆり


ぶらぶら節の合間に博多をぶらり

  6日は1回公演の日でしたので、公演終了後、 博多祇園近くの承天寺(じょうてんじ)へ出かけました。「奇想天外オッペケペー人生」の川上音次郎のお墓参りが目的です。

 

  お芝居の中では、そっくりのお墓が出てきて、 貞奴の私はそのお墓に回し蹴りをしたり、石を投げつける場面がありました。 こうしてお参りすると、 本物のお墓をかなり忠実に作っていたのですね。遅ればせながら合掌です。ご住職も突然の訪問にもかかわらず、本堂や石庭などを、 丁寧に案内していただきました。ありがとうございました。

 

  そして7日、今回のバナナ叩き売り「啖呵売」 のご指導をいただいた北園忠治さんが、お昼の公演を観に来てくださいました。北園さんは、 実際に門司港でバナナの叩き売りをされていた方ですが、現在80歳を越えるご高齢とは思えないほどお元気で、 私が今回のショータイムに昔懐かしいバナナの叩き売りを採り上げたことを、ことのほか喜んで下さいました。

 

   時代の流れの中で、 ややもすれば失われてしまいがちな伝統や文化を、少しでも多く残していきたい、そんな思いを再確認した日になりました。

 

石川さゆり

博多どんたくのパレード

 博多座が始まりました。自分のノートパソコンを持ってきたのですが、初日、2日は流石に日記を書く余裕もありませんでした。

ismfileget   5月3日、4日は「博多どんたく」でした。劇場の前の明治通りをパレードが通り、 楽屋からも賑やかなその様子が聞こえてきまました。「どんたく」って元々はオランダ語で休日を現す言葉だったそうです。 そう言えば子供の頃、土曜日を「半どん」って言いましたよね。つまり、半分=午後はお休みの日と言うことなのですね。今は 「半どん」という言葉も聞かなくなりました・・・。

  子供の頃に耳にした物売りの声や口上なども次第に失われて行きます。 日本の季節感や風情も消えて行くようで寂しい気がします。

  え~、少し宣伝ですが、「歌のステージでは、石川の『バナナの叩き売り』がご覧になれますよ。」 どうか皆様お早めにお出でくださいね。

  という事で、博多の灯りを眺めながら明日への鋭気を養うことにします。  (-_-)ZZzzz....

                                                       石川さゆり                   

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